衆議院決算行政監視委員会 東日本大震災の復旧・復興の状況を視察

8月19日(火)から21日(木)にかけて、私が所属する衆議院決算行政監視委員会一行は、岩手・宮城の被災地を訪問し、東日本大震災の復旧・復興等の状況を視察しました。

水産加工会社おがよし社を視察

水産加工会社おがよし社を視察

宮古市田老総合事務所にて意見交換

宮古市田老総合事務所にて意見交換

田老地区復興状況

田老地区復興状況

田老地区復興状況視察

田老地区復興状況視察

田老地区防潮堤

田老地区防潮堤

まず、19日には岩手県宮古市を訪れ、午前中、災害公営住宅である近内団地、震災で本社及び工場が全壊したものの、震災前の全従業員約60人の雇用を回復した水産加工会社の㈱おがよしを視察しました。宮古市の基幹産業は水産業であり、その中心を担う同社の発展は、地域の復興に欠かせません。午後は、田老地区に移動し、防災集団移転促進事業、田老地区防潮堤を視察の後、宮古市田老総合事務所に移って、災害時にたろう観光ホテルの社長が撮影した映像を視聴し、改めて津波災害の恐ろしさを感じました。最後に三陸鉄道の望月社長の案内で、同鉄道の田老駅より乗車。19分の短い乗車でしたが、車窓から街並みを拝見し、まだ復興半ばであるとの思いを強くしました。

大槌町旧庁舎

大槌町旧庁舎

水産加工会社伊藤商店さんを視察

水産加工会社伊藤商店さんを視察

嬉石松原地区防潮堤を視察

嬉石松原地区防潮堤を視察

旧道の駅高田松原

旧道の駅高田松原

2日目は、大槌町で震災復興に関する概要説明を聞いた後、おがよしと同じく水産加工会社である㈱伊藤商店を視察、釜石市役所での概要説明をお聞きし、それぞれの市町が抱える課題をより深く知ることができました。午後は、嬉石松原地区防潮堤、高田松原地区防潮堤等を厳しい日差しを浴びながら視察し、最後の陸前高田市役所での意見交換では、戸羽市長を初め、県、市の方と率直な思いを語り合うことができました。夕方より気仙沼市内の宿舎に移動し、翌日はいよいよ視察最終日です。

小泉地区(中島海岸)防潮堤

小泉地区(中島海岸)防潮堤

南町紫市場を視察

南町紫市場を視察

最終日は、気仙沼市役所での震災復興に関する概要説明から始まりました。その後、小泉地区(中島海岸)防潮堤計画箇所、大谷河岸防潮堤計画箇所を巡り、その事業費や効果等についての説明を受けました。午後には、復興商店街である南町紫市場を訪れ、商店街の皆様と忌憚のない意見交換をしました。それから、同市場にほど近い気仙沼内湾地区防潮堤計画箇所を視察後、宮城県気仙沼土木事務所で県、市の担当者と意見交換を行いました。ここでの意見交換では、委員から防潮堤の費用対効果はしっかり検証されているかといった意見が出ましたが、私が所属する決算行政監視委員会は、国のお金の使いみちをチェックする重要な役割を担っており、こういった厳しい意見が出るのは、仕方のない面もあります。その費用対効果の考え方と、復興を迅速に進める必要性との間で、私たちも知恵を絞っていかなければならない、そんな思いを強くした今回の視察でした。